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多くの方が、学生時代を経た後にサラリーマンとして社会に出るという人生を送るのではないでしょうか？安定した生活と引き換えに日々会社に出勤するというサラリーマン生活を定年まで勤めあげるというのが多くの日本人のライフスタイルと言えるでしょう。
年を重ねるごとに昇給、出世と順調にキャリアを積み重ながら、私生活では結婚、出産、子の養育といったイベントを経験して、定年後は年金生活という余生を暮らしていくが一般的なサラリーマン人生です。
しかし長いサラリーマン生活の全てが順風満帆にいくわけではありません。プレッシャーがかかる仕事、ストレスを抱える仕事をこなしながら理不尽な仕事を押し付けられたり、突然転勤を命じられる、あるいは会社の経営危機からリストラや会社の倒産といったサラリーマンとしての危機に出くわすなどといった自分自身ではコントロールしがたい出来事を経験することもあるでしょう。
長いサラリーマン生活の中では、「いつまでサラリーマンを続けるのだろう？」「もう会社行きたくない！」という感情を抱く場面も少なくありません。
一流企業に勤めて高給をもらうサラリーマンならこういう感情を抱く人は少ないかもしれませんが、高給なら高給なりに抱えるプレッシャー、ストレスもあるでしょう。
世にいうブラック企業に勤める人から一流企業に勤める人までサラリーマンは様々ですが、会社を辞めて独立するということへの憧れを抱く瞬間はサラリーマンなら誰しも一度はあると思います。
僕自身も会社に入社して以来、ずっとそういう感情を抱き続けてきました。が、会社を辞めて独立するなんて「無理！」ということもわかっていました。
独立と言えば資格をとって開業というのが第一歩でしたが、資格を取るのが大変な上に独立して経営していくのはもっと大変、コストパフォーマンスを考えればサラリーマンでいるのが最も楽で安全という結論にたどりつく人生でした。
ところが、インターネットの普及によってそういった考え方も少しずつ変わってきます。資格はなくとも自分のスキルや経験を活かして独立開業するということが、これも簡単ではありませんが、可能になってきました。
現実的に「起業」ということばは一般的に定着してきており、学生時代から起業して独立する人も増えてきています。サラリーマンほどの安定した収入を維持するのは容易ではありませんが、中には何千万、何億を稼ぐ人がいるのも事実です。
もちろん独立していきなり億を稼ぐというのはかなり厳しいというか無理かもしれませんが、サラリーマンでいる限りはほぼ無理です。
一方でサラリーマンでいる限り、会社が倒産さえしなければ定年まで給料をもらい続け、定年後も年金をもらい続ける安定した生活が送れます。
多くのストレスを抱えながら定年まで我慢して勤めあげるのか？安定は簡単には得られないけど自分のやりたいことで稼いで好きなように生きるのか？かつてに比べて生きていくための選択肢が増えているのは事実だと思います。
とはいえ独立して生活していくのはまだまだハードルは低くはありません。それでも長い期間人生の疑問を抱きながらサラリーマン生活を送るよりは、独立することを夢見て日々を過ごしていくほうが精神的に健全でいられるのではないでしょうか？
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